最新天文学と太陽系探査

 2013年2月16日(土)、講演者に国際天文連合会長海部宣男氏、金星探査機「あかつき」プロジェクトリーダー中村正人氏、司会に国立天文台伊藤哲夫氏という豪華メンバーを迎え、「最新天文学と太陽系探査−宇宙へ、未来へ、麻布生へ−」という講演、それに続く対談(会場から出た質問への回答)が講堂で行われました。

 偶然にもこの日は、ロシアに隕石が落下してかなりの被害をもたらし、また静止衛星の軌道の内側を小惑星(2012DA14)が通過したという日でもありました。

 海部氏は最近の観測で、太陽系以外の惑星系が続々見つかってきたこと、その中には生命の存在の可能性がある惑星もありそうなこと、それを確認するための巨大な望遠鏡も作られつつあることなどを話しました。

 中村氏は金星の研究の中でのあかつきの位置づけを説明し、あかつきの現状と今後の計画・見通しを解説した後、「失敗とはあきらめること、あかつきはあきらめない。」としめくくりました。

 中村氏の講演の後、10分間程度の休み時間となり、その間に係の者が会場から質問書を回収しました。

 後半は集められた多くの質問に答える形をとりました。まず二人の麻布生時代のこと、研究者への道のりなどから始まり、講演内容やそれに関連する事柄に対する質問への回答、そして最後に麻布生へのメッセージ、「まず勉強すること、それも狭い領域ではなく幅広く教養を養うこと。」が語られて、この日の講演は終わりました。 

校長の挨拶から始まります。右は総合司会の村本教諭。 海部氏の講演は「太陽系外−宇宙の生命」という題でした。
地球以外での生命の可能性について解説します。 講演の司会は伊藤氏。
2010年12月の金星周回軌道に入れなかったことを説明する中村氏。。 休憩の後、会場から集められた質問を海部氏、中村氏に問いかける伊藤氏。
後半の対談(質問への回答)。 質問に答える海部氏。
質問に答える中村氏。 最後に清水理事長からの挨拶がありました。

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