高2生徒の個人展

高2生徒の川本杜彦君が、個人的に書き溜めてきた絵を図書館入口で展示しました。

以下、会場入り口の挨拶文より

「川本杜彦展 〜描きたいのは生きる力〜」にお越し下さり、ありがとうございます。

今回の展示では、筆ペン画の原画と着色した絵が印刷されたパネル、それぞれの絵について書いた詩、
それと、知り合いのアーティストの方が描いて下さった僕の横顔の絵を展示しております。

僕は中学三年の時に試験中に気絶した後から筆ペンで絵を描き始めました。
初めはプリントの隅に描く落書きでしたが、スケッチブックに描き残すようにアドバイスを受けてからは、
自分の絵を作品と捉えて描き溜めるようになりました。

そして、昨年の秋にたまたま絵を描き溜めたノートを司書の鳥居先生にお見せした所、
「展示する?」の一言でこの場所での一回目の個展を開催する運びとなりました。
 
その後、自分の描いた絵に色を付けたいと思うようになり、色々な人に方法を聞いて回った結果、
絵をスキャンしてパソコンのデザインソフト「イラストレーター」で着色する、という方法をとることにしました。
今回展示してある中で色がついている作品は、パソコンで着色した絵のデータを印刷業者に送り、パネルに印刷してもらったものです。

その後、素晴らしい出会いに恵まれ、大人達に混ざってアートプロジェクトに参加したり、依頼を頂いて絵を描く機会がありました。
そこで出会った沢山のクリエイティビティ溢れる人たちとの時間はとても刺激的で、良い意味で背伸びをさせてもらったように思います。
麻布の仲間とお互いの哲学を熱く語りあう時間と、子供と大人の狭間で少しばかり「社会」に足を突っ込む時間。
それぞれの時間が平行して流れていました。

しかしその流れ行く時間の中で、一つの区切りが近いことを僕は感じていました。

「僕は麻布で何をしてきたのか」
「自分には何が出来ないと気づいたのか」
「これからの自分は何をしたいのか」

そんなことを考えながら、前々からもう一度開きたいと思っていた図書館での個展の準備を進めました。

しかしその最中にも、自分のミスで展示物の発注が遅れたり、一人でやったが為に無駄なお金と時間を使ったり。苦労しながらの準備となりました。

僕は、これからも絵は描き続けます。

最後になりますが、
楽しんで準備をしましたので、楽しんでご覧頂けたら嬉しいです。

2016年2月 川本杜彦

   
 会場の右側  会場の左側
   
手前の黄色い額の絵は、知り合いのアーティストが川本杜彦君を描いたものです。  手前の1枚が、個展の為に描かれた絵「死さえ愛」です。 
   
 2015年9月に開催された麻布学園管弦楽部の定期演奏会用ポスターの為に
描かれた絵「玉響」の原画と着色された絵です。
 2015年秋に中目黒で開催されたアートイベントに参加する際に
描かれた絵「足跡」の原画と3種類の着色です。
   
「くちびるに歌声を」の原画と着色された絵です。 2016年度麻布学園PTA会報の表紙絵デザインの為に
描かれた絵「光」の原画と着色された完成形の表紙です。
ショーケースの上には会場を飾る花と作品の配置図、感想ノートが置かれています。 ショーケースの中には、作品が商品化されたトートバッグやスマホケース、
キャンバスプリントが展示されています。
   
 題名「光」 題名「死さえ愛」の一部 
   
 題名「死さえ愛」の一部  絵を見つめる麻布生

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