麻布学園PTA

田﨑篤先生講演会

麻布生なら、絶対に勝てる!
スポーツ医学から語る、世界で勝つための思想と戦略

PTA総会に引き続き、医学博士田﨑 篤(たさき あつし)先生(聖路加国際病院スポーツ整形外科医長、
麻布学園1990年卒業)による講演会が開催されました。
氏は、聖路加国際病院で整形外科専門医を習得、米国でスポーツ医学を学ばれ現職となられています。
麻布学園で野球部、大学ではラグビー部でご活躍されました。これまで各大学ラグビー、アメフト、
サッカー、バスケ、野球、格闘技、ダンス等多くのスポーツドクターをなされ、7人制ラグビーでは、
男女日本代表チームドクターとしてリオデジャネイロオリンピックに帯同予定です。

講演要旨

田﨑先生スポーツに、長時間練習すれば勝てるという理論はない。
競技特性に基づいていかに効率よく安全に心身を鍛え、外傷や障害をいち早く治すかで勝敗が左右されるため、スポーツ医学は”勝つため”に利用されている。
近年は効率のよいトレーニング方法や治療法、そしてチームワークやリーダー論の発展も目覚しい。これら知見はトップアスリートのみに適応されるのではなく、スポーツを始める青年達にこそ伝えるべきである。そして、社会のリーダーになる麻布生にこそ、スポーツで、そして社会で”勝つため”の思想と戦略を得て欲しい。

具体的テーマと内容

  1. スポーツ医学研究の紹介 :
       実際に関わっている研究テーマ・研究の実際・得た結果を用いた現場へのフィードバック方法
  2. スポーツ医学から語る、今日から出来る体作り:
      食事内容・食事方法・トレーニング方法の実際
  3. スポーツに向き合う心身の姿勢:
      スポーツで勝つためのマインドを身につける事が、将来社会で勝つための姿勢獲得につながる。

講演会の様子

氷上前校長講演に先立ち、田﨑先生の高校2年時の担任でいらした氷上前校長が、運動会応援団長だった(しかもその年に優勝した)田崎先生の麻布時代のエピソードなどをご紹介くださいました。
スライド田﨑先生が従事されている「勝つため」のスポーツ医学研究の実際とその成果の紹介からはじまり、その知識と経験をいかにプロスポーツの世界だけでなく部活動などの一般的なスポーツ現場に拡げていくことが重要か、という流れで講演が進みました。先生が指導にかかわっている野球とラグビーのお話が中心でしたが、あらゆるスポーツに応用できるけがをしない身体づくり、勝つためのトレーニングのコツ、ウォームアップとクールダウンの目的などをわかりやすく教えていただきました。習得しなければいけない「スキル」よりも「やりたい」という思いを伴う「スタイル」のあるトレーニングは、とことん自由を追求する麻布生こそが行える、という力強いメッセージで講演を終えられました。数多くのスポーツ選手の身体をみてこられた田崎先生のお話と数々の貴重なスライドに見入っているうちに、あっという間に時間が過ぎました。講演後の質問タイムでは、保護者からだけでなく現役麻布生からも数多くの質問が出ました。
最後に、平校長が田崎先生が卒業アルバムに寄せた文章の一節を紹介して、講演会を締めくくってくださいました。野球一筋だった充実の高校生活、自分の経験を社会に還元したいという強い思い、そして両親への感謝などを卒業時に綴っていらしたとのこと。ぶれることなく自らの目標を達成する田島先生の姿に学ぶことが多かったです。田崎先生、本当にありがとうございました。

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